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ボリビア・サンタクルス発

ボリビアで復活!左ハンドルの日本産中古車が走る

三浦 孝

 ボリビアにきて10年が過ぎました。サンタクルス・ビルビル国際空港から市街地に入り、最初に感じたことは肌にベッタリとまとわりつく湿気でした。そして、その当時に市街地を走る車で、日本のメーカーのものはまだ少なかったと思います。
 しかし、2002年のボリビアでは、70%ぐらいが日本車ではないでしょうか? 統計がないので、正確な割合を報告することはできませんが。後から聞いた話によると、私がボリビアに到着した前後に中古車輸入解禁があったようです。ボロボロの車ばかりだったボリビアですが、2〜3年のうちに、こぎれいな日本産の中古車ばかりになりました。車は塗りなおしをしないでそのまま使用していたため、「××建設」「練馬営業所」「××サービス仙台支店」などと書かれたタクシーが走り回っていました。「この車も、よくもまぁボリビアまで来たな」とか「写真を撮って、元の会社に送ったら驚くだろうな」とか考えると、思わずニヤリとなったものです。
 残念ながら、昨年からタクシーの塗装は白と緑と決められ、塗りなおしがされるようになったので、日本の会社名は、ほとんど見ることはなくなりました。私のささやかな楽しみがひとつ減ってしまいました。
 日本から輸入された中古車は、すべて右ハンドルから左ハンドルに改造されます。ハンドルとアクセル、ブレーキも左へ移動しますが、なぜかメーター類は右についたまま。ぽっかりと穴の空いたダッシュボードや剥き出しのケーブルなどをみると、当初は本当に動くのかと疑ってしまうほどでした。しかし今では、このような車に乗って、120キロのスピードで移動するように。慣れというのは恐ろしいものです。


■三浦 孝プロフィール

在住 ボリビア・サンタクルス
会社名 MIURA COMPUTER
e-mail bomiura@yahoo.co.jp
事業内容 コンピューター販売(新品、中古)、コンピューター・メンテナンス、マルチメディアソフト製作、日本からの雑誌取り寄せ販売。




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